連載「病と生きる」 問いとしてのいのち、歩み出すいのち 2022.03.01 gene.kishi その日、眼がぐっと見開いた。以前お手紙を書いたALSの患者さんのことである(二〇二一年十一月号、病と生きる(72)扉の向こうへの手紙)。全身の筋肉が動かない閉じ込め状態となっているが、進行しても眼を動かす筋肉の働きは残る…
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