連載「病と生きる」 閉ざされた扉2016.10.01 入院されている患者さんの相談を受けた。以前認知症という診断を受けたが本当にそうなのか診てほしいと言うことであった。初診のときによく行う検査に「長谷川式簡易知能評価スケール」というものがある。今日の日付を尋ねたり、単語を...
連載「病と生きる」 孤独な選択2016.04.01 病院では様々な場面で治療の選択を迫られることがある。他の疾患もそうだが、神経疾患ではときに厳しい選択となる。これまでにもとりあげてきたALS(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう筋萎縮性側索硬化症)という疾患は、進行す...