連載「病と生きる」 見捨てられていない実感2025.06.13[この記事は『崇信』二〇二五年一月号(第六四九号)「病と生きる(108)」に掲載されたものです] 病院の外来をしていると「さみしい」という声をしばしば聞く。本誌でも孤独をテーマに何度か書かせていただいた。 孤独に対して、...
連載「病と生きる」 宿業の自覚2018.08.01 誰しも自分の思いのままに行動したいと思う。しかしその行動が自他を傷つけるとしたらどうだろうか。以前認知症について、自我が崩れるという観点から考察したが、逆に自我が引き起こす問題についても考えてみたい。 認知症と診断さ...