遙かなる記憶
[この記事は『崇信』二〇二五年六月号(第六五四号)「病と生きる(112)」に掲載されたものです] 認知症を診る外来では、記憶ということに着目することが多い。そして、その記憶が失われることをみな恐れ、悲しむ。 最近何かあり...
連載「病と生きる」[この記事は『崇信』二〇二五年六月号(第六五四号)「病と生きる(112)」に掲載されたものです] 認知症を診る外来では、記憶ということに着目することが多い。そして、その記憶が失われることをみな恐れ、悲しむ。 最近何かあり...
連載「病と生きる」[この記事は『崇信』二〇二五年四月号(第六五二号)「病と生きる(110)」に掲載されたものです] 二月号で、昨年末に救急搬送された父のことを記してから、ご心配のお声やお手紙をたくさんいただいた。ご報告が遅くなったが、幸い...
連載「病と生きる」[この記事は『崇信』二〇二四年一月号(第六三七号)「病と生きる(97)」に掲載されたものです] 前々回から、「立ち直りの物語」を批判する頭木弘樹氏の言説を確かめている。「「病気のおかげで」は本当?「立ち直りの物語」を求め...