連載「病と生きる」 遙かなる記憶2025.12.04[この記事は『崇信』二〇二五年六月号(第六五四号)「病と生きる(112)」に掲載されたものです] 認知症を診る外来では、記憶ということに着目することが多い。そして、その記憶が失われることをみな恐れ、悲しむ。 最近何かあり...