連載「病と生きる」 新しい生2025.11.04[この記事は『崇信』二〇二五年五月号(第六五三号)「病と生きる(111)」に掲載されたものです] 先日、多系統萎縮症と診断されていた患者さんが亡くなった。肺炎だった。 運動機能は低下してきていたが、病気の末期ということ...
連載「病と生きる」 生と殺を乗り越える2020.05.01このたびの新型コロナウイルスの問題には、生きるという事態についてさまざまなことを考えさせられる。自分が生きるということが、他者のいのちと繫がっている、さらにいえば傷つけているということを改めて気づかされる。感染症というの...