倶会一処
[この記事は『崇信』二〇二五年七月号(第六五五号)「病と生きる(113)」に掲載されたものです] 二〇二五年五月十六日、父が浄土往生の素懐を遂げた。 遡ること一か月前の四月七日、状態が安定しているとのことで、心筋梗塞の...
連載「病と生きる」[この記事は『崇信』二〇二五年七月号(第六五五号)「病と生きる(113)」に掲載されたものです] 二〇二五年五月十六日、父が浄土往生の素懐を遂げた。 遡ること一か月前の四月七日、状態が安定しているとのことで、心筋梗塞の...
連載「病と生きる」このところ続けて臨終に立ち会った。先日も当直室に待機していると看護師から連絡が入った。聴診器とペンライトを持って病室に向かう。心停止、呼吸停止、瞳孔散大(対光反射消失)の三徴候を確認し、死亡時刻を告げる。最後に手を合わ...
連載「病と生きる」日常の生活では、人の死に立ち会うということはそう多くはない。しかし医療現場ではそれが頻繁に起こる。突然のこともあれば、長く入院されていて徐々に身体が弱っていくこともある。思い返せば様々な方の死があった。 先日も当直を...