生きる根源
[この記事は『崇信』二〇二四年十二月号(第六四八号)「病と生きる(107)」に掲載されたものです] 中村哲氏は、パキスタンとアフガニスタンで病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた医師である。大干ばつで農業が壊滅し、渇きと飢...
[この記事は『崇信』二〇二四年十二月号(第六四八号)「病と生きる(107)」に掲載されたものです] 中村哲氏は、パキスタンとアフガニスタンで病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた医師である。大干ばつで農業が壊滅し、渇きと飢...
循環器内科を研修中に心筋梗塞の患者さんを担当したときのことである。発症して二日目の非常に危険な時期に、突然患者さんが家に帰ると言いだした。今治療をやめて動くのは大変危険であるということを説明しても、聞き入れられない。理由...
(第12回はディスカッション形式の授業だったため、まとめはありません。) 第8回〜第11回のまとめ これまでの第8回〜第11回では、「人間であるが故の苦悩」というテーマで、苦悩の中にはいかなる人間の姿が現れているのかとい...