連載「病と生きる」 人間であると信じる2023.11.14[この記事は『崇信』二〇二三年五月号(第六二九号)「病と生きる(90)」に掲載されたものです] 先月ご紹介したジャズの歌手の患者さんのことである。その後のことはあえて記さなかった。実はその後、家に帰りたいと言うことはほと...
連載「病と生きる」 葛藤に立つ2020.12.18認知症で通院している患者さんのご家族から、「すぐに怒るようになった」と相談があったことを以前紹介した(『崇信』二〇一九年五月号「病と生きる(45)」)。患者さんご自身は、家族がいる時は何も話されず、二人になったときに、生...