第13回 ほんとうの希望とは何か(1) —生きる意欲とは何か
(第12回はディスカッション形式の授業だったため、まとめはありません。) 第8回〜第11回のまとめ これまでの第8回〜第11回では、「人間であるが故の苦悩」というテーマで、苦悩の中にはいかなる人間の姿が現れているのかとい...
連載「病と生きる」
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医療×仏教(第12回はディスカッション形式の授業だったため、まとめはありません。) 第8回〜第11回のまとめ これまでの第8回〜第11回では、「人間であるが故の苦悩」というテーマで、苦悩の中にはいかなる人間の姿が現れているのかとい...
連載「病と生きる」大脳皮質基底核症候群という神経難病の方が入院された。病状は進行しており、寝たきりである。そんな重度の障害がある場合、いつ急変するかわからないことから、急変時に延命治療をするかどうか、あらかじめ意思を確かめることが多い。そ...
医療×仏教前回は孤独ということについて、早川一光医師のことばを通して確かめた。「さみしい」ということは、状況を整えれば解決できるようことではない問題を孕んでいる。誰も自らの死を代わるものはいない。そういう意味でかけがえのないいのち...
医療×仏教「自己とは何か」という問いを、私がいかに生きるかという問いにおいて確かめた。私がいかに生きていくかということは、いかに死んでいくかという問題である。それは突き詰めれば、人間は「独りぼっちで死んでいかなければならない」ので...
医療×仏教自己とは何か 我われは、私が私であること、私であることの意味を渇き求めているということを前回確かめた。老病死によって、これこそ私であると信じてきたものが崩れ、こんな私は私ではない、と「私が私であること」の意...
連載「病と生きる」先月号で、新型コロナウイルスのために病院では面会できないことを取り上げたが、これだけ感染が拡大し、変異により感染力も毒性も増している中では、院内で一人発症することが大勢の死亡につながる事態となる。しかも重症化しても設備の...
医療×仏教(第7回はディスカッション形式の授業だったため、まとめはありません。) 葛藤に立って 前回はNHKスペシャル『彼女は安楽死を選んだ』を視聴し、病の苦悩がいかなるものかを確かめた。その中でこの女性はこのように...
連載「病と生きる」病室でふと床頭台に目を遣ると、一通の一筆箋があるのに気がついた。奥様からのお手紙であった。いつからそこにあったのだろうか。傍らには他にも何通も置かれていた。コロナ禍の今、病院では直接の面会はできない。受付で受け取ったもの...
医療×仏教どうして歩み出せたのか 前々回から、老病死の苦悩について、釈尊の四門出遊の課題を通して確かめている。老病死の苦悩とは、「生きる喜び」「生きる意味」に信頼がおけなくなり、疑いに投げ込まれるということであると確...
医療×仏教問題の出発点 前回から、ALS患者の苦悩を、釈尊の四門出遊の課題を通して確かめ始めている。ALSの患者が、完全な閉じ込め状態(TLS)になっては生きられないと言う声、寝たきりのALSの患者が「死にたい」と言...